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  • 鈴木孝紀

「あなたの魂を神にゆだねなさい」1ペテロ4:12-19(7/17メッセージ)

みなさんこんにちは。

今回は1ペテロ4:12-19の御言葉を見ていきます。

タイトルは「あなたの魂を神にゆだねなさい」です。



愛する者たち。あなたがたを試みるためにあなたがたの間で燃えさかる試練を、何か思いがけないことが起こったかのように、不審に思ってはいけません。むしろ、キリストの苦難にあずかればあずかるほど、いっそう喜びなさい。キリストの栄光が現れるときにも、歓喜にあふれて喜ぶためです。もしキリストの名のためにののしられるなら、あなたがたは幸いです。栄光の御霊、すなわち神の御霊が、あなたがたの上にとどまってくださるからです。あなたがたのうちのだれも、人殺し、盗人、危害を加える者、他人のことに干渉する者として、苦しみにあうことがないようにしなさい。しかし、キリスト者として苦しみを受けるのなら、恥じることはありません。かえって、このことのゆえに神をあがめなさい。さばきが神の家から始まる時が来ているからです。それが、まず私たちから始まるとすれば、神の福音に従わない者たちの結末はどうなるのでしょうか。「正しい者がかろうじて救われるのなら、不敬虔な者や罪人はどうなるのか。」ですから、神のみこころにより苦しみにあっている人たちは、善を行いつつ、真実な創造者に自分のたましいをゆだねなさい。(1ペテロ4:12-19)

今日の箇所では、ペテロの手紙で一貫して強調されていることに、再び光があてられています。

13節「キリストの苦難にあずかればあずかるほど、いっそう喜びなさい。」

16節「キリスト者として苦しみを受けるのなら、恥じることはありません。かえって、このことのゆえに神をあがめなさい。」

クリスチャンがこの地上を歩む中で、苦しみと直面することが必ずある。苦しみに直面した時、私たちに勧められているのは「喜びなさい。神をあがめなさい。」です。


神学生時代、さまざまな国へ派遣されている宣教師たちの話を聞く機会がありました。その中には、国名を詳しく出すことができない。もし信仰を持っていることが発見されたら、逮捕されてしまう。牢にぶち込まれ、尋問され、場合によっては拷問・処刑されてしまう。そんな国に派遣されている宣教師もいます。

宣教師も危険ですが、信仰を持った現地人はもっと危険です。命の危険が隣り合わせです。ある国では教会の入り口に金属探知機があるそうです。なぜか。銃や爆発物によって襲撃される可能性があるからです。そして探知機があっても事件が起きます。大勢の人がそれで亡くなってしまう。

しかし教会に集うことをやめない。彼らは苦しみの中でも、キリストを喜んでいる。苦しみの中でもキリストをあがめることをやめようとしない。まさに今日の御言葉通りのことが、実現しているわけです。



このような言葉を考えるとき、誤解して欲しくないのは「苦しまなくなる」と言うわけではありません。「苦しみがなくなる」というわけではなく、苦しみの中に喜びを見出すことができる。苦しみの中で神をあがめることができる、ということです。

 「苦しんでいる自分は信仰がないのだ」と思うのは誤解です。信仰があるから苦しいのです。14節「もしキリストの名のためにののしられるなら、あなたがたは幸いです。」と言われているように、クリスチャンゆえの苦しみは信仰がなければ発生しません。


 今日の箇所の最後で、ペテロはこのように締めくくっています。

19節「神のみこころにより苦しみにあっている人たちは、善を行いつつ、真実な創造者に自分のたましいをゆだねなさい。」

 私たちはなんでも自分でできる、と勘違いしやすいですが、残念ながら自分自身のことさえどうにもできないことの方が多いのです。ましてや魂という目には見えないものは制御不可能な領域のものです。

 私たちは自分の魂さえもコントロールできないわけですが、その行き先は知っています。唯一の神、主なる神のもとへです。主イエスの血潮によって罪が赦され、再臨の日には肉体のよみがえりと共に神様のもとへ帰ることが決定されています。

 そのような決まった結果を知ったからこそ、「善を行いつつ、真実な創造者に自分のたましいをゆだね」ることができるのです。



 「ゆだねる」とは決定権を相手に任せる、という意味です。みなさんが任せる相手はどのような存在でしょうか。私は神様を理解すればするほど、この方に任せたい、という思いが強くなっています。信頼できる相手であれば、私たちは心置きなく任せることができるでしょう。そして神様は、みなさんが信頼するに値する存在です。

 「神のみこころにより苦しみにあっている人たちは、善を行いつつ、真実な創造者に自分のたましいをゆだねなさい。」この勧めを改めて受け取りつつ、神様と共に歩んでいきましょう。

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