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田崎圭

クリスチャンになって変わったこと(2019.7/13栃木EMFにて証)


私が信仰を持ったのは、高校二年生の頃でした。

私の家庭はクリスチャンホームではないので、小学生、中学生、高校一年までは神様の存在を信じていない、いわゆる無神論者でした。

私は小学生の頃から家に引きこもりがちで、学校を欠席することが多かったです。そのため、勉強は遅れていましたが、学校では友達と楽しく過ごしていたので、良い学校生活を送っていました。

小学校卒業後、中学1年生になった時、小学生の頃からの友人から色々と頼まれるようになりました。その結果、自分で対処しきれなくなり、「今は一人になりたいから学校に行きたくない」と思い、不登校になってしまいました。

幸いだったことは、入学した中学校には不登校の生徒たちが集まる場所がありました。私はそこに行き、そこの生徒たちと仲良くなることが出来たので、精神的な面は良くなってきました。しかし、この場所は陰口を言う生徒が多いことを知り、私は人間不信になりました。人間不信のまま、中学校を卒業し、高校に入学しましたが、そこでも対人関係が良くなかったので、通信制の高校に通い始めました。一年後、家にいることが多いことから、暗い気持ちになり、「このままでいいのだろうか」と思い、母親に相談したところ、「UICSという学校に行ってみる?」と言われました。

*UICSとは、峰町キリスト教会の主催するチャーチスクールです。

私の友人がそこに体験入学をしていたことを聞いていたため、母親はUICSを知っていました。私はUICSに入り、日々を過ごすようになりました。

UICSへ入学してからの生活は聖書の勉強から始まりました。

聖書のクラスや、礼拝の時間を通して聖書を読む中で、創世記1章1節を読んだ瞬間、「そういう風に創ったんだ!」驚きや感動を覚え、とても興味を持ちました。そしてその経験から信仰を持ち始めました。

神様を信じ、クリスチャンになって、自分の内側に変化があることを感じました。徐々に精神面が良くなり、明るくなっていきました。また、人間不信も克服できました。昔は「中学の時にこうしておけば辛くなかったんじゃないか?」と思うことが良くありましたが、「そういう道を歩んできたから、クリスチャンになることが出来たんだ。神様の導きだったんだなー」と今は思うようになりました。

将来はIT企業に入ろうと高校一年生までは思っていました。しかし、高校二年生の後半の頃、理学療法士になることを目指し始めました。

以前、中学二年生の頃に整形外科医の祖父から理学療法士になることを勧められました。仕事の内容などを聞いたち、祖父の医療に関わる情熱に尊敬を感じていたので「興味はすごくある仕事だけど、自分には勉強が遅れているから無理だな」と当時は諦めていました。それよりも興味があるIT関係の仕事や進学先を目指していました。

ですがUICSへ入学し、クリスチャンになって、日々勉強の遅れを取り戻していったので、夢を諦めずに理学療法士になろうと思いました。その結果、四年制の専門学校に無事入学することが出来ました。

現在、私は二年生になり、一年生の時より専門性が増し、内容が難しくなって壁にぶつかることが多くなりました。しかし、壁にぶつかる度にあるみことばを思い出します。それは、1コリントの10:13「あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。」です。絶対に乗り越えられると神様が言っているので、ここで決して諦めてはいけないと毎回思います。今後も神様に祈りながら学校生活を送って無事卒業し、患者さんの気持ちに寄り添える理学療法士になりたいと思います。


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